パニック障害は完治する？

パニック障害とは

なんの前触れも無く動悸、息切れ、呼吸困難、冷や汗、脱力感、手足のしびれなどの自律神経症状や身体症状が起きて、強い不安感に襲われる病気です。

パニック障害は完治する？

パニック障害の完治について、私の体験では「完治しない」と思います。
かと言って、落ち込まないでください。

私もパニック障害持ちなのです。
今から、３年ぐらい前にパニック障害を発症しました。

何故、パニック障害になったのかは未だにわかりません。
ただ、環境の変化が大きく変わった時でもありました。
会社内での立場が少し上がった時期でもあり、仕事がめちゃめちゃ忙しい時期でもあったし、子供が生まれた時期でもありました。
そんな中、急に訪れたのがパニック障害でした。

どんな感じで訪れた？

まずは、私がパニック障害になった話を書きたいと思います。
私の場合は、仕事が終わって終電２本ぐらい前の電車で帰宅している時に起きました。
突然、息苦しくなって、ドキドキが収まらなくなりました。
車内に閉じ込められていて、空気が少なくなって息が出来ないって思ってしまいました。
一度、途中下車してホームで落ち着こうとしましたが、全く収まらず。
「このまま、電車に飛び込んだほうが楽なんじゃないか？」って本気で考えました。
踏みとどまったのは、生まれたばかりの子供がいたからだった気がします。

その後、次の電車に何とか乗り帰宅したのですが、帰宅してからも空気が薄くちゃんと呼吸できていないという状態が続きました。
どうしようもなくなって、救急車を呼びました。

病院に運ばれるまで、動悸が収まりませんでした。
落ち着いたのは、病院で出された薬を飲んで、３０分ぐらい経ってからでした。
その時に、パニック障害ですねって、お医者さんに教えてもらいました。

この日から、パニック障害との付き合いが始まりました。

なぜ完治しないか？

パニック障害には、パニック障害の状態が発症するという問題と、もう一つ問題がありまして、これが厄介なのです。

それは、「予期不安」です。

「パニック障害になりそう…」という不安感が襲ってくるのです。
私の場合は、電車が混んできて人がいっぱいになると、またなるかも…という感じになって、その後ドキドキが収まらなくなるといった感じでした。

その「予期不安」は、パニックにならないとしても、すごく嫌な感じになります。
パニック障害になりそうというストレスが一気に圧し掛かってくるという感じです。

パニック障害を引き起こす引き金となる「予期不安」これが無くならないと、パニック障害が完治したことにはならないと思います。

問題の「予期不安」は完治する？

予期不安についても、私の経験では完治しません。
ただし、上手く付き合っていくことはできます。

現在の私は、完治はしないのならば、上手く付き合っていこうという気持ちでいます。

パニックになりそうであれば、電車を降りちゃえばいいし、人身事故などがあれば１時間ぐらい仕事に遅れても良いやって気持ちでいるようにしています。

ただ、なるべくすいている時間に家を出るようにしています。
会社に到着するのが始業１時間以上前には着いています。
１時間ぐらい遅れても遅刻しないように動いているわけです。
それでも、遅刻するなら仕方ないと割り切っています。

パニック障害のまとめ

パニック障害、予期不安の完治はない！

ですが！

上手く付き合っていく方法はある！です。

私がパニック障害にならないように実践していることなどを紹介できればと思います。